命を捨てるな! 捨て猫問題 ( 11/20 )

「あっ危ない!」 
車を運転中にいきなり飛び出してきた猫に驚いた経験はないだろうか。昨年11月には静岡県で、飛び出した猫を避けようとしてハンドル操作を誤り、園児の列に突っ込む事故が起きた。園児と引率の先生合わせて37人が病院へ運び込まれる大事故となった。こうした捨て猫が原因の事故が全国で多発している。


猫は、興味のある物を見つけると周りが見えなくなってしまう。つまり、真正面に意識が集中し、横や後ろなどに危険があっても気付かない。そのため、道路の反対側に目標物があれば車に気付かず道路に飛び出してしまうのだ。
そして人間は突然飛び出してきた猫を避けようと、急ブレーキ、急ハンドルをしてしまう。これは人間の防衛本能が働いているためだ。その結果、対向車にぶつかったり、歩行者を跳ね飛ばしたりしてしまう。

そもそも野良猫の数が増えている事に問題がある。沼田市西倉内町の沼田公園に15匹ほどの猫がすみ着き、人になれて悠然と公園内を歩き回っている。田辺市たきない町の新庄総合公園で捨て猫が再び増え始めている。この野良猫たちは人間の手によって捨てられた「捨て猫」たちだ。捨て猫が公園などに住み着き繁殖を繰り返す。そして増えた野良猫たちが道路まであふれ出てしまう。静岡の事故も、人間が猫を捨てなければ起きなかった事故かもしれない。

野良猫の減少こそ、猫が原因の交通事故の数を減らす策となる。猫を捨てると罰金を払うなどの刑もあるが、一番大切なのはモラルの問題。生きている命を捨てるという行為、もう一度考えてほしい。飼い主は責任をもって猫を飼うべきであるし、去勢・避妊手術をすることで出産を避けられる。飼い主の都合で捨てられる猫がいなくなってほしい。

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