ペットブームの裏側 今考えること ( 7/24 )

 全国で一年間に「殺処分」される犬や猫の数約40万匹。そのほとんどが飼い主が見つからないという理由。これがペットブームといわれる日本の影の部分。

 飼い主が見つからないというが、本当に飼い主になる人がいないのだろうか。これだけペットの登録数が増えているにもかかわらず…。

日本人はペットを飼う時、子犬や子猫など子供ばかり飼おうとする傾向にある。そして高齢のペットを捨てる飼い主も多いという現状。
 日本はペットショップでペットを入手する反面、ペット先進国では、ペットショップで入手する事もあるが、シェルターの保護動物をペットとして受け入れることも一般的である。しかも、飼育できる環境なのかをチェックし、クリアしてはじめてペットを受け入れることができる。

 日本でも動物保護施設を運営するなどのボランティア団体が多数あり、捨てられた犬や猫を保護し、引き取り先を探す活動をしている。しかし、それらの施設で保護できる数にも限界がある。

「人間の身勝手でペットの命を奪ってはならない。」

 飼い主の引越し、病気、近隣からの苦情、そしてペットの出産など、ペットを飼う事ができなくなる理由は多々あるが、出来る限り飼う前にしっかりと自分の環境、今後の環境を考える必要がある。
 さらに、これから必要となってくるのが、保護されたペットを受け入れる環境作り。子犬から飼うのもいいが、成犬から飼うのもいいことを知る機会を増やす必要がある。どうしても飼えなくなったペットは、里親募集をすることにより、新しい飼い主さんを見つけることが飼い主の最低限の責任でもある。
 
 究極の目標は、処分数0。プロ野球、阪神タイガースの藤川球児投手は、ピッチャーをする限り失点0を目指すといっている。実際、0にするのはとても難しいが、可能性は0ではない。


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