ねこと暮らす■猫の飼い方ガイド

健康管理

家族に迎え入れられたばかりの子猫は、新しい環境への戸惑いなどからストレスも高まって体力も落ち、病気にかかりやすくなっています。 しばらくゆっくりさせてから、動物病院で健康診断を受けましょう。 捨て猫や野良猫の子猫を拾ったときは、さまざまな病気にかかっている可能性も考えられますので、健康診断をしっかり受けましょう。

ワクチンと健康診断

病気の予防のために、毎年必ず健康診断と予防注射を習慣にしましょう。 怖い伝染病でもワクチンで予防できるものがあります。 猫ちゃんは、1年間で私たちの4年以上の歳を取ります。最低1年に一回の健康診断をお勧めします。

病気

簡単な一例です。詳細は、信頼できる獣医さんに相談してみましょう。
>>猫の病気 大辞典

猫の泌尿器症候群
(FUS)

症状:頻繁にトイレに行く、少ししかオシッコが出ていない、オシッコの色が赤い、尿の中に砂のようなものが混じる。
放置しておくと尿毒症になり命を落とすこともあります。 また、雄猫の方が尿道が細くて長い為、この病気にかかりやすいです。 予防はきれいな水をあげること、トイレを清潔にしておく、肥満防止。 再発しやすい性質があります。

猫ウイルス性
呼吸器感染症

症状:発熱、くしゃみ、鼻水、結膜炎、流涙
ウイルスによるもので、目や鼻がつらそうになります。 子猫では症状が悪化すると死亡率の高い病気です。 この病気に対しては予防ワクチンがあり、感染する前にワクチン接種をしてあげてください。

猫リンパ腫・白血病
(FeLV)

症状:免疫力の低下による風邪症状や口内炎、貧血、リンパ節の腫瘍化による呼吸困難や下痢・嘔吐など多様な症状が見られます。
発症した場合、完全な治療法が無い難治性の病気です。 少量の血液から猫白血病ウイルスの検査ができます。また、白血病ワクチンも一般的になってきました。

消化管内寄生虫

症状:下痢、食べても太らない 便や吐物に白いヒモのような虫が出てくる
早めの駆除が大切です。

動物病院

気になることがある場合、動物病院へ相談してみましょう。 猫の具合が悪くなってからでは遅いので、気軽に相談できる主治医さんを決めておきましょう。 時間外、休日診療の有無の確認も必要です。 元気がない、食欲がない、急にやせてきた、異常に水を飲む、頻繁に掻いている、糞・尿の量や色、形がいつもと異なる、咳やクシャミをする、その他の普段と違う症状が出ている時は、相談または通院しましょう。

病院へ行く時の注意

知らない場所へ連れて行かれた猫は驚き動揺します。 飼い主が抱いていたとしても何かのきっかけで逃げ出すことも考えられますので、 おとなしい猫でも必ずキャリーバックに入れて移動してください。 心配な方は、猫に首輪をしたり,洗濯用のネットをかぶせてください。 診断の手がかりになるので、糞・尿が残っていれば一緒に持っていく。 普段の食事を聞かれることがありますので、フードの種類や量を認識しておきましょう。 初めて病院へ行く場合、ワクチンの証明書があれば一緒に持っていきましょう。

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去勢、避妊

猫の避妊・去勢手術をするかしないかは、多くの飼い主が一度は直面する問題です。 以前は避妊・去勢手術は、予期せぬ妊娠をさせない、不幸な子猫や野良猫を増やさないということが主な目的でした。 現在では性ホルモンに関係する病気や遺伝的な病気の予防、性的なストレスの軽減、放浪癖やマーキングなどの問題行動の予防や改善などの効果もあります。 将来的にも繁殖をする予定がなく、愛猫の健康のためにも避妊・去勢手術を一考される方も多くなってきました。 家族の一員である愛猫をどのように育てて暮らしていくかをふまえたうえで、飼い主が慎重に検討し、最善と思う結論を選択してください。 術後の猫は、肥満になりやすいと言われているので、食事と運動のコントロールが必要です。

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