植物による中毒

【原因】
玉ねぎや長ねぎなどのねぎ類やアセビを食べる事により中毒を起こします。
玉ねぎや長ねぎなどのねぎ類には、化学物質(アリルプロピルジスルファイド)が含まれており、
その化学物質によって血球の中のヘモグロビンが酸化され、赤血球の内部にハインツ小体という物質が
作られます。

この物質が作られることにより、脾臓などの臓器を破壊されたり、
赤血球が血液中で溶けたりして、溶血性貧血と呼ばれる症状をおこします。
またアセビの場合、アセビに含まれる有毒の成分が神経を侵します。

【症状】
タマネギ中毒では、尿が赤色になり貧血や黄疸が現れます。下痢やおう吐、脾臓が腫れるなどの症状があらわれます。
目の結膜が白っぽくなり元気が無くなります。
アセビ中毒では、ヨダレやおう吐、歩き方がふらつく、心臓の鼓動が速まる、呼吸困難などの症状がみられます。

【治療と予防】
タマネギ中毒の場合は、赤血球が失われるので、輸血や輸液をおこなって増血させるようにします。
アセビ中毒の場合は、硫酸アトロピンの皮下注射を行ったり、症状にあわせた治療を行います。

ネギ類やアセビを食べさせないようにしましょう。