悪性リンパ腫

【原因】
本来、体の中の細胞は規則的に分裂・増殖していきます。
しかし、細胞の中の遺伝子に傷がついたり、さらに異常増殖を抑える遺伝子、
傷を修復する遺伝子がうまく機能しなくなるなどの変化をすると、
細胞はその規則を破って異常に増殖していきます。

その結果できた異常な組織を「腫瘍」といい、
そのうち転移しやすい悪性の腫瘍を「がん」と呼びます。

がんになる原因はひとつではありません。
細胞中の遺伝子に異常を起こす可能性のあるものは、すべて発ガンの要因になると
考えてもよいでしょう。主な原因として、老化や大気汚染による化学物質の吸引、
紫外線・放射線、ウイルス、ホルモン、遺伝などが考えられます。
悪性リンパ腫の詳しい原因は不明です。

【症状】
悪性リンパ腫のほとんどが体の表面のあらゆるところのリンパ節が腫れるタイプで、
飼い主はアゴの下のリンパ節が大きくなってから気づきまくことが多いです。
このタイプの場合の全身の症状は、元気が無くなり、食欲が少し失われる程度の症状ですが、
治療しないと平均3カ月前後で死亡するため、早期発見と治療が大切です。

【治療と予防】
悪性リンパ腫は手術が出来ない為に抗ガン剤を注射します。約80%くらいの確率で、
リンパ節の腫れがひいて一時的に元気になります。
他のがん同様に早期発見がポイントになります。
発熱や感染がみられないのに、複数のリンパ節が腫れている場合は、
がんの疑いがあるので、すぐに動物病院で診察を受けましょう。