乳がん

【原因】
本来、体の中の細胞は規則的に分裂・増殖していきます。
しかし、細胞の中の遺伝子に傷がついたり、さらに異常増殖を抑える遺伝子、
傷を修復する遺伝子がうまく機能しなくなるなどの変化をすると、
細胞はその規則を破って異常に増殖していきます。

その結果できた異常な組織を「腫瘍」といい、
そのうち転移しやすい悪性の腫瘍を「がん」と呼びます。

がんになる原因はひとつではありません。
細胞中の遺伝子に異常を起こす可能性のあるものは、すべて発ガンの要因になると
考えてもよいでしょう。主な原因として、老化や大気汚染による化学物質の吸引、
紫外線・放射線 、ウイルス、ホルモン、遺伝などが考えられます。

乳がんは、乳房にできる腫瘍で、メスに発生する腫瘍の50%以上を占めています。
女性ホルモンが原因と考えられています。

【症状】
初期には、乳房にシコリが感じられますがそのほかの異常は全く認められません。
10歳以上のメスによく見られ、妊娠した経験があるかどうかには関係なく発生します。
稀にオスにもできることがあります。 乳腺腫瘍のうち良性と悪性腫瘍の比率は半々です。

悪性の場合はシコリが急速に大きくなる傾向があります。
そしてしこり部分からただれや出血、化膿などの症状が現れます。

【治療と予防】
良性、悪性、どちらにしても手術を行い、腫瘍を切除します。
悪性の場合は周囲の健康な部分ごとより大きく腫瘍を摘出します。
移転の可能性がある時は、抗ガン剤を併用することもあります。

予防としては、初回発情前までに避妊手術を受けることにより、
乳がんの確率は大幅に低下させることができます。