急性胃炎

【原因】
腐った食べ物や水を食べたり飲んだり、
また食べすぎや異物を飲み込むなどがもとで急性胃炎になります。
化学物質などの毒物、毒素や食べ物のアレルギーが原因になることもあります。
ポインセチア、ヒヤシンス、スイセンなどの毒素をもつ植物によって起こることもあります。

【症状】
胃の内容物を繰り返し吐きだします。
おう吐を繰り返し、吐いたものの中に血が見られることもあります。

腐った食べ物を食べた場合は、おう吐の他に下痢も起こします。
その結果、体内から水が失われて脱水症状になります。

【治療と予防】
急性胃炎は、原因によって治療法が違います。
いずれにしても、比較的体力のある動物には、12時間の絶水と24時間の絶食をさせます。

ただし、どうしても水を欲しがる場合には、氷を少量なめさせると良いでしょう。
これは胃の粘膜を冷やす働きもあります。

異物を飲み込んだことが原因であれば、まずその異物を吐かせます。
しかし、安全ピンや針などのように途中で引っ掛かって食道を傷つける可能性のあるものは、
吐かせてはいけません。ビー球など吐かせても大丈夫なものであれば、食塩水を飲ませるなどして、
異物を吐かせます。

それでも吐かない場合や、吐かせると危ないときには、内視鏡の鉗子を用いたり、
手術をおこなって体内から取り出します。
また、感染症が原因の場合はその治療を行います。

いずれにしてもできるだけ早く治療をしなければなりません。