気管虚脱(キカンキョダツ)
【原因】
何らかの原因で気管を作っている軟骨が正常な形を保てず、また周囲の筋肉が力を失ったために
気管が正しい管の状態を維持できず、扁平に潰れて、空気の流入が妨げられることによりおこる
病気です。
はっきりとした原因はよくわかっていませんが、遺伝や老化、肥満などが関係していると考えられます。
【症状】
気管がつぶれている為、慢性的にせきがでるようになります。
特に運動後や、興奮した時にせきや呼吸困難の発作が起きやすくなります。
呼吸困難をおこし、運動が出来なくなることもあり、ウロウロと落ち着きなく動き回ったり、
少しでも楽になろうとして、しきりに姿勢を変えたりするような動作をします。
こうした発作はとくに夏の暑い日などに発症することが多いです。
ひどい場合は、酸素不足で舌や歯肉の色が紫色になるチアノーゼという症状をおこし、
倒れることもあります。
【治療と予防】
症状が軽い時には薬を用いる事により比較的簡単に治まることもありますが、
いったん症状が消えたように見えても、再発を繰り返すことがあります。
症状が重たい場合は、つぶれた気管を補強する手術を行いますが、
一時的に良くなってもまた悪化することが多いです。
予防として家ではなるべく安静にしたり、夏の暑い日は、すずしく過ごせるようにしてあげます。
