毛球症(ヘアボール)

【原因】
猫が自分の舌でグルーミングを行う際に、ざらざらした舌によって毛を飲み込んでしまいます。その飲み込んだ毛(毛球)を吐く事を毛球症といいます。毛球は嘔吐の原因になりますが、毛球を吐く事はほぼ正常な現象であり病気ではありません。

【症状】
毛球症の症状は、毛球を吐き出す行動がみられます。ときに、吐き出そうとした毛球は出ずに胃液しか出ないこともあります。
それ以外に下痢を起こしたり食欲がなくなったり、体重が減るなどの症状が現れた場合には、他の病気にかかっている可能性があります。

【治療と予防】
長毛種の場合、胃の中に大きな毛球が形成されることがあります。3cm以上の毛球の場合、開腹し取り出すなどの手術を行うこともあります。短毛種の場合には、胃に入った毛は自然と便から出てきますので、すべての猫が毛球症になるわけではありません。

予防として、まめにブラッシングをすることにより余分な毛を取り、猫の被毛の摂取を防ぎます。長毛種の場合、剃毛することもオススメです。また、飲み込んだ毛を便とともに排泄されるようにする効果がある毛球除去及び毛球形成防止剤を定期的に与えるのもいいでしょう。