猫ウイルス性鼻気管炎(FVR)

【原因】
ヘルペスウイルスに感染することにより発症します。感染猫のくしゃみ、鼻水などの分泌液などから感染します。

【症状】
ヘルペスウイルスに感染から3-4日で元気がなくなる、食欲がなくなるなどの症状がみられ、さらに発熱、鼻水、くしゃみがみられます。
結膜炎をおこし涙目になります。症状は、感染から7日くらい、症状が現れてから3日くらいした時にピークを迎えます。治療が遅れると死亡する事もあります。また、細菌感染を引き起こすと症状が激しくなり長引く原因にもなります。

【治療と予防】
ウイルスに対する有効な薬物や薬物療法は今のところまだないので、安静にして栄養をとり基礎体力をつけさせます。輸血をし、分泌液で目や鼻をきれいにするなどの対症療法をおこないます。免疫力をつけ、ウイルスの増殖をおさえます。このウイルスでやっかいなのが、免疫により回復したかのように見えますが、ヘルペスウイルスは細胞神経の中に隠れてしまいます。そのため、免疫の低下やストレスを受けるなどの刺激があればまたヘルペスウイルスが動き出します。
一度感染した猫は、免疫ができているのですぐに免疫が上がり症状がでることがありませんが、その時に糞尿などでウイルスを放出してしまいます。そこから他の猫に感染するなどの被害があるので注意が必要です。
予防として、ワクチン接種をおこないます。ワクチン接種により完璧ではありませんが80%程度は、感染を予防出来ます。