水頭症
【原因】
頭蓋骨内部にある脳室には、脳脊髄液がたまっていて、つねに決まった量だけ分泌され、脳の内部を循環します。しかし、何らかの原因により脳脊髄液が異常に増え、脳室に多量の脳脊髄液がたまって脳を圧迫します。多くの場合、先天的な要因とみられています。
【症状】
脳神経が圧迫されている場所により症状が異なります。大脳皮質が圧迫されると、痴呆になったり、感覚が鈍くなったり、麻痺をおこしたりします。大脳辺縁系の障害では、性行動に変化がみられたり、異常に攻撃的になったりします。間脳、視床下部の障害では、多量に食べたり、反対に食べなくなったりします。
【治療と予防】
副腎皮質ホルモン薬や降圧利尿薬を使用し脳圧を下げます。一時的には症状がよくなりますが再発することが多いようです。手術を行い、脳圧を下げる方法もありますが、多くの場合、完治するのは難しい病気です。

