てんかん

【原因】
脳の神経細胞の変化によりてんかん発作といわれる発作を起こす病気です。脳の神経細胞の変化には脳そのものの異常によって生じる場合と、それ以外の病気によって生じる場合があります。

脳そのものの異常では、脳の炎症、脳腫瘍などがあり、それ以外の病気では、低血糖、肝臓病、腎臓病、低カルシウム症、低酸素症、高カルシウム血症、ストレスなどがあります。

これらの病気になると、脳に栄養を供給する血液中にある物質が足りなくなったり多すぎたり、毒物が混じったりします。そのため、十分な栄養が行き渡らなくなったり、脳に毒物が入り込んだりして、神経細胞に異常がおこります。原因が特定できない特発性てんかんもあります。

【症状】
急に四肢を硬直させ、横に倒れてしまいます。意識がなくなり、口から泡をふき出します。筋肉に震えが見られ、尿や便が出てしまうこともあります。

発作は30秒程度でおさまり、その後、通常の状態に戻ります。てんかんは、一度目の発作の後、発作が再発せずにおさまる場合と、何度も連続して繰り返される場合があります。何度も繰り返される場合は、命にかかわることもあるので、早めに病院に連れて行きましょう。

【治療と予防】
原因がわかったら、その治療を優先的に行います。特発性のてんかんの場合は、抗てんかん剤を使用し治療を行います。てんかんは、ストレスなどの精神的な問題や周囲の環境が関係している場合があるので、これらの原因を見極めてから薬物療法を行います。